うつ病

うつ病で傷病手当金を受給しながらも、借金返済に追われた体験談

私は正社員として働いていた時、上司からのパワハラによって心身ともに疲弊し、仕事に対するやる気を失ってしまいました。

生きる気力さえも薄れていく中、会社の総務部に相談したことで、産業医の面談を受け、傷病手当金を受給することになりました。

 

しかし、そのお金も借金返済に消えていく日々が続きました。

 

このブログでは、そんな私の体験とその過程を振り返りながら、傷病手当金の重要性についてお話しします。

産業医との面談で心療内科を勧められた

会社でのパワハラや、住宅ローンやカードローンの借金返済が重くのしかかる中、私は次第に生きる気力を失っていきました。

 

総務部にその状況を相談すると、産業医との面談が設定され、そこで私の苦しい思いをすべて打ち明けました。

 

産業医は、私の状況を理解し、心療内科を受診することを強く勧めてくれました。

 

心療内科に通うという選択肢は頭にありましたが、仕事の忙しさや借金完済への焦りから、その一歩を踏み出せずにいました。

 

しかし、産業医に背中を押されたことで、ようやく心療内科の受診を決意しました。

うつ病とアスペルガー症候群の診断で労務不能に

心療内科では、心理士との面談や担当医の診断を受けた結果、うつ病とアスペルガー症候群と診断されました。

 

担当医からは、すぐに労務不能とされ、会社を休職することが推奨されました。

 

この時、私は総務部に診断書を提出し、会社との話し合いの末、休職することになりました。

 

その後、傷病手当金の申請手続きを行い、毎月医師に書類を提出しながら、健康保険組合から手当金を受け取ることになりました。

 

「うつ病」とは 一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神症状とともに、眠れない、食欲がない、疲れやすいなどの身体症状が現れ、日常生活に大きな支障が生じている場合、うつ病の可能性があります。

 

うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスなどを背景に、脳がうまく働かなくなっている状態です。

 

引用元:うつ病 - こころの情報サイト

 

自閉スペクトラム症の症状

 

重症度は様々ですが、言葉の遅れ、反響言語(オウム返し)、会話が成り立たない、格式張った字義通りの言語など、言語やコミュニケーションの障害が認められることが多くなっています。

乳児期早期から、視線を合わせることや身振りをまねすることなど、他者と関心を共有することができず、社会性の低下もみられます。

 

学童期以降も友だちができにくかったり、友だちがいても関わりがしばしば一方的だったりと、感情を共有することが苦手で、対人的相互関係を築くのが難しくなります。

また、一つの興味・事柄に関心が限定され、こだわりが強く、感覚過敏あるいは鈍麻など感覚の問題も認められることも特徴的です。

 

引用元:ASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群)について

傷病手当金を借金返済に充てる日々

傷病手当金は、固定給の約7割が支給されていましたが、そのお金の多くは、住宅ローンやカードローンの返済に充てていました。

 

生活費を切り詰めて、なんとかやりくりする日々でしたが、働く意欲はまったく戻ってきませんでした。

 

結局、3ヶ月ほど休職を続けたものの、上司との話し合いの結果、会社を退職することに決めました。

 

退職後も傷病手当金は引き続き支給されましたが、それでも借金返済という現実から逃れることはできませんでした。

 

病気やケガで会社を休んだとき(傷病手当金)

 

病気やケガで会社を休んだときは傷病手当金が受けられます。

 

傷病手当金は、病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度で、被保険者が病気やケガのために会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給されます。

 

引用元:病気やケガで会社を休んだとき(傷病手当金)

1年半、傷病手当金で何とか生き延びた

その後も傷病手当金は1年半ほど支給され、生活は何とか続けることができました。

 

しかし、働く意欲も生きる気力も戻らず、毎日が苦しいものでした。

 

振り返ってみると、傷病手当金がなければ、住宅ローンやカードローンの返済ができず、生活自体が破綻していたかもしれません。

まとめ

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もう一度、人生を取り戻すために

 

パワハラによる精神的な疲弊から、私はうつ病とアスペルガー症候群を発症し、労務不能と診断されました。

 

その後、傷病手当金を受けながら借金返済を続けましたが、働く意欲や生きる気力は戻りませんでした。

 

傷病手当金のおかげで、なんとか1年半は生活を維持することができましたが、それでも借金返済のプレッシャーは常に重くのしかかっていました。

 

傷病手当金は、私にとって命綱のような存在でしたが、それだけでは心の回復には至らなかったというのが実感です。

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はじめまして、節約を楽しむ現実派ブロガーの山口優一です。40代男性、既婚で2人の子供を持つ父親として、日々の家計管理や節約生活を工夫しています。節約は単なる「支出を抑える」ことではなく、生活の質を向上させるための手段。私自身、家族との暮らしを大切にしながら、無駄を減らし、必要なものに投資する「賢いお金の使い方」を模索してきました。このブログでは、実体験に基づく具体的な節約術や日常を豊かにするヒントをお届けします。読者の皆さんと一緒に、楽しく充実した節約生活を目指します!

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