正社員

先輩社員からのパワハラ・セクハラで心を壊されて

私は、ウェブ集客サイト作成会社で正社員の営業マンとして働いていました。

早朝から夜遅くまで仕事に打ち込み、営業成績も上位に入るほど努力していました。

 

しかし、そんな私に待ち受けていたのは、先輩社員からのセクハラやパワハラでした。

 

この嫌がらせが次第に私の心を蝕み、最終的にはうつ病とアスペルガー症候群の診断を受けることになりました。

 

この記事では、私が経験した職場での苦しみと、その後の精神的な闘いについて書きます。

先輩社員からのセクハラが始まった

仕事に打ち込み、成果を上げていた私ですが、その努力に嫉妬したのか、先輩社員からの嫌がらせが始まりました。

特に休憩時間になると、毎回のようにトイレについてきて、個室に入った私に向かって大声で叫ぶのです。

 

「こいつ、トイレでイヤらしいことをしているぞ!」

 

ただ用を足しているだけの私に対し、外からセクハラまがいの言葉を投げかけてきます。

 

「気持ちいいの?」
「なにしているの?」

 

毎回こんなことを言われ続け、私は次第にトイレに行くのが怖くなっていきました。

 

明らかにセクハラ行為で、精神的に追い詰められていったのです。

仕事後も続くパワハラ

それだけでは終わりません。退勤後も先輩社員は私を駅まで追いかけてきて、しつこく食事に誘ってきました。

 

「すき家に行くぞ!」

 

興味もないのに断れず、無理やり付き合わされて牛丼を食べる日々が続きました。

 

しかも、給料日になると今度はキャバクラに連れていけと強要され、嫌々ながら同行してはお金を払わされました。

 

「お前、もらってるんだからキャバクラくらいおごれ!」

 

こんな理不尽な要求に応えざるを得ない状況が続き、心も体も限界を感じ始めました。

度重なるパワハラで心が壊れた

 

セクシュアル・ハラスメント

 

セクシュアル・ハラスメント(以下「セクハラ」という。)とは

 

① 他の者を不快にさせる職場における性的な言動
・ 職員が他の職員を不快にさせること
・ 職員がその職務に従事する際に接する職員以外の者を不快にさせること
・ 職員以外の者が職員を不快にさせること

 

② 職員が他の職員を不快にさせる職場外における性的な言動

 

●性的な言動の内容
「性的な言動」とは、➀性的な関心や欲求に基づくものをいい、②性別により役割を分担すべきとする意識に基づく言動、③性的指向や性自認に関する偏見に基づく言動も含まれます。

 

●対象者の範囲
セクハラは男性から女性に行われるものに限らず、女性から女性、女性から男性、男性から男性に対して行われるものも対象になります。

 

●場所的・時間的な範囲
職員間においては、場所・時間の限定はありません。「職員以外の者」との関係では「職場・勤務時間内(超過勤務時間も含みます)」に限られますが、「職場」とは「職務に従事する場所」をいい、庁舎内に限られません。

 

●不快であるか否かの判断
基本的に受け手が不快に感じるか否かによって判断します。(受け手の感じ方が不明でも、通常人が不快と感じるか否かで判断します。)

 

引用元:セクシュアル・ハラスメント

 

駅までつけてきて、何時間も立たされて説教を受ける日もあれば、下品な要求をされる日もありました。

 

「ここで下半身出せや!」

 

こんなことが日常的に繰り返され、私は次第に仕事への意欲を失っていきました。

 

会社に行くことが怖くなり、本社の総務部に相談すると、産業医との面談を受けるように指示されました。

私は産業医に、先輩社員からのセクハラ、パワハラ、さらには抱えていた借金の問題などを打ち明けました。

 

「心療内科を受診してみましょう」と産業医からアドバイスを受け、心療内科に行くことになりました。

うつ病とアスペルガー症候群の診断

心療内科で診察と心理士の検査を受け、私は「うつ病」と「アスペルガー症候群」と診断されました。

 

心の中では薄々気づいていた部分もありましたが、実際に診断を受けた時にはショックを隠せませんでした。

労務不能との診断を受け、休職せざるを得なくなりました。総務部に診断書を送り、傷病手当金で住宅ローンやカードローンを返済しながら治療を続けました。

 

抗うつ剤や睡眠薬が処方され、薬物療法が始まりましたが、精神的な苦しみはすぐには消えませんでした。

働くのが怖い…正社員の退職

うつ病とアスペルガー症候群の診断を受けてから、私は会社に戻る意欲を完全に失ってしまいました。

 

何ヶ月かの休職を経て、最終的には正社員を辞めることになりました。

 

もし先輩社員のセクハラやパワハラがなければ、今も意欲的に仕事をしていたはずです。

 

それが、今では仕事に対しての恐怖心しかありません。

 

「働きたいけど、パワハラが怖くて働けない」

 

私の心の中には、もう一度社会復帰したいという気持ちはあります。

 

しかし、職場でのパワハラを経験してしまった今、もう一度働くことが恐怖に感じられるのです。

 

仕事をすることが怖い、でも働かなければならない――この葛藤を抱えながら、私はこれからの道を探していこうとしています。

まとめ

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職場でのセクハラやパワハラが引き金となり、私はうつ病とアスペルガー症候群を発症しました。

 

自分がどれだけ努力しても、理不尽な言葉や行動が人の心を壊すことがあります。

 

私はその犠牲者として、今もなお心の傷を抱えています。

 

この記事を通じて、同じように苦しんでいる方々が少しでも自分の気持ちに寄り添い、前向きな一歩を踏み出せることを願っています。

この記事を書いた人

大福
大福

うつ病の無職が自己破産をした体験談やゲーム実況で20万円稼いだことのある出来事などをブログを通じて書いているブログ管理人です。うつ病に寄り添ってくれない過干渉、過保護、依存症の毒親である母親と二人暮らしです。

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