うつ病

ハローワークで障害者雇用に挑戦するも、主治医の同意を得られず苦悩した体験

私は過去に正社員として働いていましたが、パワハラをきっかけに精神的に追い詰められ、心療内科でうつ病とアスペルガー症候群と診断されました。

その後、傷病手当金で何とか生活していたものの、それも期限があり、収入が途絶えてしまいました。

 

借金返済のために働きたいと思いハローワークで障害者雇用に挑戦しようとしましたが、思わぬ壁にぶつかりました。

 

今回はその体験談を共有し、同じように悩んでいる方に少しでも参考になるような記事を書きました。

ハローワークで障害者雇用の存在を知る

営業職として働いていた頃、職場でのパワハラが原因で、心療内科を受診することになり、最終的にうつ病とアスペルガー症候群と診断されました。

 

診断の結果、労務不能とされ、休職したのちに会社を退職しました。

 

傷病手当金が健康保険組合から支給されていましたが、これも1年半で支給終了。

 

収入源がなくなり、私は住宅ローンやカードローンなどの借金1,500万円を返済するため、どうにか働くしかないと考えました。

 

そして、主治医には相談せずにハローワークに向かいました。

 

ハローワークで相談員に現状を説明すると、彼らは私に障害者雇用という選択肢があることを教えてくれました。

 

その瞬間、希望が見えたように感じました。

障害者雇用には主治医の同意書が必要

ハローワークの障害者雇用コーナーに取り次いでもらい、具体的な手続きの話を聞きました。

 

障害者雇用として働くためには、心療内科の主治医の同意書が必要であることがわかりました。

 

この同意書には、私がどれくらいの時間働けるか、またどんな業務ができるかが記載されることになっています。

 

また、障害者雇用には障害者手帳の取得も必要でした。

 

障害者の方の雇用に向けて

 

ハローワークのご案内

 

ハローワークでは、事業主の皆様に積極的に障害者の方を雇用していただけるように、職域開拓、雇用管理、職場環境整備、特例子会社設立等についてのご相談をお受けしています。

 

また、障害者試行雇用(トライアル雇用)、職場適応援助者(ジョブコーチ)による支援、職場適応訓練、障害者の態様に応じた多様な委託訓練及び各種助成金(特定求職者雇用開発助成金、障害者雇用納付金制度に基づく助成金)のご案内も併せて行っておりますので、ぜひご相談ください。

 

引用元:障害者の方の雇用に向けて

 

障害者手帳について

 

障害者手帳は、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の3種の手帳を総称した一般的な呼称です。

 

制度の根拠となる法律等はそれぞれ異なりますが、いずれの手帳をお持ちの場合でも、障害者総合支援法の対象となり、様々な支援策が講じられています。

 

また、自治体や事業者が独自に提供するサービスを受けられることもあります。

 

引用元:障害者手帳について|厚生労働省

 

私は市役所に行き、障害者手帳の申請書をもらいました。

 

そして、次回の通院日を待たずに主治医に障害者手帳の申請書と障害者雇用の同意書を書いてほしいと頼みました。

主治医の意外な対応

通院日に主治医に相談すると、主治医は障害者手帳の申請書は書いてくれると言いました。

 

しかし、障害者雇用に関しては違いました。

 

「あなたは今の状態で働くと、さらに状態が悪化する可能性があるので、同意書は書けません」

 

その言葉を聞いて、私は焦りました。

 

「でも、借金があるので働かないといけません。同意書を書いてください、お願いします!」と懇願しましたが、主治医は「今の状態では働くことに賛成できません」と断固拒否されました。

 

「では、借金はどうすればいいのでしょうか?」と問い詰めましたが、主治医は「私は医者なので、その点については答えられません」と答えました。

雇用の道が閉ざされる

働いて借金を返済するという希望が、主治医の同意が得られないという理由で断たれました。

 

その後、ハローワークの障害者雇用コーナーにも同意書がもらえなかったことを伝えると、

「申し訳ありませんが、同意書がないとお仕事を紹介することができません」と返答されました。

 

私の状況は、ますます厳しいものとなりました。

カードローンに頼るしかなかった・・・

収入の道が閉ざされ、どうしようもなくなった私は、カードローンを利用して生活費を捻出するしかありませんでした。

 

借金は増える一方でしたが、それでも生活を続けるためには仕方がありませんでした。

 

知り合いから紹介された弁護士に相談してみたところ、

 

「自己破産しかないが、費用として50万円ほど必要です」と言われ、さらなる絶望感に襲われました。

まとめ:見えない病との闘い

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私はカードローンに依存して生活を維持しましたが、最終的には自己破産の道を選ばざるを得ませんでした。

 

うつ病やアスペルガー症候群といった「見えない病気」がどれほど生活に影響を与えるか、そしてそれがどれほど恐ろしいものか、身をもって体験しました。

 

精神的な問題を抱えながら借金を返済しようとするのは極めて困難です。しかし、支援を受けることで少しでも改善する可能性があることを忘れないでください。

 

読者の皆さんが同じような問題に直面しているなら、どうか諦めず、さまざまな支援を模索してください。

この記事を書いた人

大福
大福

うつ病の無職が自己破産をした体験談やゲーム実況で20万円稼いだことのある出来事などをブログを通じて書いているブログ管理人です。うつ病に寄り添ってくれない過干渉、過保護、依存症の毒親である母親と二人暮らしです。

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