債権者集会に自己破産者として出席した体験談
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うつ病、アスペルガー症候群により、労務不能と主治医から診断されて正社員を休職した後に退職しました。
目次
法テラスの弁護士から親戚に相談すること 生活をするために生活保護をアナウンスされた
その後、知り合いに相談したら、弁護士に相談するように言われて、法テラスの弁護士に相談することになりました。
弁護士からは親戚に借金返済を肩代わりしてもらうようにお願いしてみてくださいと言われました。
また、生活を続けるために市役所の生活保護に相談してくださいと言われました。
生活保護の窓口に相談すると、持ち家から単身で賃貸に住んで世帯分離したら、生活保護の申請ができることを教えられました。
親戚の叔母さんのおかげで賃貸契約できて単身で生活保護前提で賃貸に住むことができた
親戚の叔母さんには、借金返済の肩代わりは断られましたが、不動産屋さんに連れて行かれました。
そして、生活保護前提で賃貸契約することになりました。
連帯保証人は叔母さんが書いてくれました。
初期費用も親戚の叔母さんが支払ってくれました。
その後、賃貸に引っ越して、生活保護が決定しました。
ケースワーカーから債務整理するように言われて法テラスの弁護士に改めて相談に行きました。
自己破産手続きをしてから、債権者集会までの期間は、約8ヵ月後に行われた
自己破産手続きをすることになりました。持ち家の登記簿謄本やカード、口座などを提出しました。
数ヵ月間、家計簿を作るように言われました。
自己破産手続きをしてから破産管財人弁護士の面談がありました。
無事に破産管財人弁護士の面談を終えてから、約3ヶ月後くらいに裁判所の債権者集会に出席するように裁判所から通知が届きました。
債権者集会の目的
債権者集会は、自己破産の中でも管財事件でのみ開かれる集会ですが、今回の破産に関係している債権者に対して、破産手続の進捗を報告したり債権者の意見を徴収するという目的があります。
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債権者側の立場から見ると、債務者に自己破産されると貸していたお金が返済されず、損をしてしまうことになります。
債務者にするとやむを得ない事情があったのかもしれませんが、「本当に貸したお金を返済できなかったのか」と納得できない債権者がいないとも限りません。そのような債権者に対して、債権者集会で手続きの進み具合をきちんと報告する必要があるということです。
債権者集会は、破産者が破産に至った事情や財産の換価状況を債権者に報告・開示し、債権者の意見を聴取したうえで破産手続に反映させるために行われます。
債権者集会で債権者が誰も出席していない
弁護士と裁判所のロビーで待ち合わせして、時間になってから、指定された部屋に入りました。
部屋には、裁判長と、後二人くらいが前に座っていました。
債務者であるわたしは裁判長と向かい合わせに座りました。
住宅ローン、カードローンでお金を貸してくれた債権者は一人も出席がありませんでした。
弁護士と裁判長が、時系列を淡々と話して、わずか5分くらいで終えました。
債権者集会は淡々と終えた
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そして、裁判所のロビーで弁護士と解散しました。
債権者集会は合計で3回ありました。
しかし、債権者は誰も参加はありませんでした。
裁判長と弁護士が淡々と話して5分くらいで終了みたいな形式で終えました。
債権者集会で債権者と会って何かあるのかと毎回、緊張して参加していましたが、なにも質問されることもありませんでした。
債権者集会で債権者と会うことなく淡々と終えてよかったです。