フロアリーダーへの昇進を断った理由とは?新入社員が抱えた葛藤と選択
ウェブ集客会社に新入社員として採用されて数ヶ月後、私に突然「フロアリーダーを任せたい」という提案が上司からありました。
しかし、私はこの申し出を断る決断をしました。その理由を、今回の体験を通じて詳しくお話しします。
目次
フロアリーダーの研修を受けたが…
上司から「現場でのスキルを活かして、管理業務にも挑戦してみないか」とフロアリーダーのポジションを打診されました。
フロアリーダーの主な役割は、正社員やアルバイトを管理し、営業活動の効率を高めることです。
また、朝礼の進行や、現場の雰囲気を引き締める重要な仕事も含まれていました。
そこで、私はリーダーシップ研修を受け始めました。
しかし、そこに割り込んできたのが年上の先輩社員です。
「フロアリーダーなんてやめとけ!給料が低いぞ!」
先輩はそう言って私に忠告してきました。
営業マンであれば、月に10本の契約で100万円のインセンティブが手に入るのに、フロアリーダーにはそのような報酬はありません。
また、営業マンは他人を管理する必要がなく、個人プレイヤーとして成果を出すことが求められるのです。
借金完済を目指し、フロアリーダーを断ることに
フロアリーダーとしての役割は、他の社員やアルバイトの育成、そして会社の売上管理など、非常に重要でやりがいがありました。
しかし、私には住宅ローンやカードローンの返済が控えており、インセンティブの大きい営業マンの仕事を捨てるのはリスクが大きいと感じました。
最終的に、先輩社員の忠告を受け入れ、フロアリーダーのポジションを断ることに決めました。
管理業務にはやりがいを感じていましたが、借金を返済するという現実的な目標が優先されました。
新入社員がフロアリーダーになることへの先輩社員の反発
フロアリーダーとしての仕事は魅力的でしたが、先輩社員たちは私の昇進を快く思っていなかったようです。
特に、まだ入社して間もない新入社員がリーダーになるというのは、彼らにとってプライドを傷つけるものでした。
「もしあの時、フロアリーダーを引き受けていたら、結果は違ったかもしれない…」と振り返ることもありますが、その時は周囲の反発を避けるためにも、断るしかなかったのです。
もしフロアリーダーを引き受けていたら、パワハラはなかったかもしれない
フロアリーダーを引き受けていれば、私は先輩社員からのパワハラに遭うことはなかったかもしれません。
結局、私は営業マンとしてテレホンアポインターの仕事を続けることにしましたが、先輩社員からのパワハラはエスカレートしました。
毎日のように、トイレに行くたびに先輩がついてきたり、退勤後も駅で何時間も怒鳴られたりと、苦しい日々が続きました。
「もしフロアリーダーになっていれば、こんな嫌がらせを受けずに済んだかもしれない…」と思わざるを得ない状況でした。
まとめ
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パワーハラスメントの定義
職場のパワーハラスメントとは
職場のパワーハラスメントとは、職場において行われる
①優越的な関係を背景とした言動であって、
②業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、
③労働者の就業環境が害されるものであり、
①から③までの3つの要素を全て満たすものをいいます。
フロアリーダーとしての役割を断った結果、借金返済には専念できましたが、先輩社員からのパワハラという別の苦しみが待っていました。
フロアリーダーを選んでいたら、違った道が開けていたかもしれません。
しかし、当時の私にとっては、金銭的な目標が最優先だったため、この選択を後悔することはありません。