うつ病でやる気が出ず、ヘルパーに助けてもらった生活体験
うつ病とアスペルガー症候群を抱えながら、自己破産を進める中で、私は一人暮らしのアパートで生活保護を受けていました。
この記事では、ヘルパーを利用するようになった経緯やそのおかげで変わった生活についてお話しします。
目次
ケースワーカーから外食を勧められたが、食事に飽きて辛くなった
生活保護を受けるようになった私は、ケースワーカーから「外食をするように」と勧められていました。
しかし、毎日のように同じような外食を繰り返すうちに、だんだんと食事自体が億劫になり、楽しさを感じられなくなりました。
食事が面倒に感じるほど、やる気も失われていったのです。
その状況を心療内科の主治医に相談すると、「ヘルパーを頼んでみてはどうか」と提案されました。
私はヘルパーの利用方法が分からなかったため、ケースワーカーに相談しました。
数ヶ月後、面談を経て、ついにヘルパーが私の一人暮らしのアパートに訪れるようになりました。
訪問介護員(ホームヘルパー)
訪問介護員とは
訪問介護員は、介護保険法にもとづく訪問介護を提供する専門職です。 介護保険法における訪問介護は、介護福祉士の他、「政令で定める者」が行うことになっています。この「政令で定める者」とは、国が定めた研修を修了した「訪問介護員」のことをいいます。
訪問介護員の仕事
訪問介護員(ホームヘルパー)は、社会福祉法人、医療法人、NPO、民間企業等が運営する事業所で訪問介護に従事しており、在宅で生活している方々のお宅に訪問し、介護や生活援助を提供しています。介護には食事や入浴、排泄等の支援といった身体介護と、外出支援等の移動介助が含まれます。また、生活援助として、調理、洗濯、買い物等の援助や代行を行っています。
引用元:訪問介護員(ホームヘルパー)
優しいヘルパーさんとの出会い
ヘルパーさんは週に1回、私のアパートに来てくれるようになりました。
彼女はまず、浴槽やトイレ、洗面台が一緒になったユニットバスの掃除をしてくれました。
その間、私は掃除機を使って部屋の床を掃除しました。
また、一週間以上同じ服を着替えずに過ごしていたときには、ヘルパーさんに勧められて着替え、洗濯機を回すこともありました。
ヘルパーさんが来てくれることで、私の生活は少しずつ整っていきました。
ヘルパーにほとんど任せて、私はちょっとした作業だけ
食事の準備も、ほとんどヘルパーさんにお任せしていました。
私はキャベツをちぎったり、味付けを確認するくらいの簡単な作業を手伝うだけでしたが、それでも自分で料理に関わることができたのは良い経験でした。
ヘルパーさんは3日分ほどの食事を作ってくれ、私はその間に買ってきた野菜やお肉を見せるだけで済みました。
ヘルパーさんはクックパッドを使って、さまざまな料理を作ってくれるので、外食よりも手作りの自炊が楽しめるようになりました。
自炊ができるようになり、掃除もしてもらえて、生活がずいぶんと楽になりました。
ヘルパーのおかげで生活に少し豊かさが加わった
外食ばかりでは、どうしても飽きが来るものですが、ヘルパーさんが作ってくれた自炊の料理は、毎回新鮮で飽きることがありませんでした。
食事の質が上がったことで、少しずつ生活にも楽しみが増えていきました。
週に1回の訪問ですが、誰かと会話をすることで、少しだけ社会とのつながりを感じられるようになり、一人暮らしも少し豊かに感じられるようになりました。
同じヘルパーさんが来てくれたおかげで、心身への負担も少なく、安心して頼ることができました。
まとめ
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もう一度、人生を取り戻すために
精神的に辛い時期、ヘルパーさんの存在は私にとって大きな支えとなりました。
掃除や食事の準備を助けてもらうことで、日々の生活が少しずつ整い、やる気が出ない時でもヘルパーさんの手助けで乗り越えられるようになりました。
もし同じように一人で困っている方がいたら、ヘルパーを利用することも一つの方法だと感じています。
生活保護を受けている方でも、利用料はかからないので、ぜひ一度検討してみてください。