WEB集客会社で派遣社員として営業成績上位を維持した体験談
借金を完済するために、リクルートスタッフィングの派遣社員として働いていた経験があります。
この仕事を通じて、営業成績の上位を維持するために行った工夫や、その結果について紹介していきます。
目次
トークスクリプトを忠実に守りながら、お客様の興味を引く工夫
派遣先のWEB集客会社では、トークスクリプト(マニュアル)に従うことが必須でした。
私もその指示に従いながら、電話の内容を工夫して、お客様にアポイントを入れてもらうよう努力しました。
トークスクリプトには、アウトアポイントとインバウンドアポイントの2つの種類があり、それぞれの特徴を理解してアポを取ることが求められました。
インバウンドとアウトバウンドの意味
インバウンドとは「外から内に入ってくる」という意味合いで使用されます。
インバウンド消費など、旅行に関する言葉として聞き馴染みのある方が多いと思います。
一方、アウトバウンドとは「内から外に出ていく」という意味合いで、インバウンドの対義語です。
この2つの言葉はシーンによって意味合いが少し異なるため、業界ごとでの使われ方を理解する必要があります。
アウトアポイントの効率が悪い理由
アウトアポイントとは、アポインター側からお客様に電話をかけ、日程調整を行ってアポイントを取る方法です。
このプロセスには、電話でのやりとりだけでなく、アポイントが取れた後にパソコンに情報を入力する手間もかかります。
一方、インバウンドアポイントでは、お客様から会社に連絡が入り、営業事務員が日程調整やパソコン入力を担当します。
さらに、インバウンドアポイントは、すでにお客様が営業マンとの商談を希望しているため、成約率が非常に高いのが特徴です。
インバウンドアポイントにこだわった理由
私はアウトアポイントよりも効率の良いインバウンドアポイントに注力しました。
派遣先では、全国でアポインターの成績が管理されていましたが、私は常にインバウンドアポイントでナンバーワンの成績を維持していました。
インバウンドアポイントでは、日程調整の手間が省ける上、アポイント後のデータ入力も営業事務員が対応してくれるため、アポインターとしての作業負担が軽減されます。
その結果、私のインバウンドアポイントでの成果が評価され、時給が1500円から1600円に昇給しました。
3年間の派遣契約を満了し、貴重な経験を得た
派遣契約は3年間で満了となり、その間に有給休暇もすべて消化して、最後まで勤め上げました。
営業マンからは、送別会で食事をごちそうになり、感謝の言葉をいただくなど、良好な関係を築けたことが心に残っています。
もちろん、アポイントが取れない日もあり、苦しい思いをしたこともありますが、インバウンドアポイントを活用して効率よく仕事を進めることができました。
この会社は大手企業の子会社であり、社内の雰囲気は非常に和やかでした。
パワハラや人間関係のトラブルとも無縁の環境で、働きやすい職場だったことも良い思い出です。
借金の完済には至りませんでしたが、この経験は私の人生において大きな学びとなりました。
まとめ
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WEB集客会社でのテレホンアポインターとして働いた3年間は、アウトアポイントとインバウンドアポイントの違いを理解し、効率よくアポイントを取ることで、成績を上げることができました。
最終的に、私の努力が評価され、時給の昇給や派遣契約満了まで勤め上げることができたのは、自己管理と工夫のおかげです。
借金完済には至りませんでしたが、貴重な経験を得たこの仕事に感謝しています。