先物取引会社で仕事がデキると言われるために実践した3つの方法
PR
先物取引仲介会社で働いていた頃、私は総務・経理の事務員として入社しましたが、現実は想像以上に厳しいものでした。
そんな中、ある日上司から「仕事がデキる人間になれ!」と命じられました。
今回は、その命令を受けて私が実践した3つの方法をお伝えします。
仕事ができるとは?
「仕事ができる人」とは、一体どのような人のことを指すのでしょうか。
一言でいうと、「周囲からの評価を得られる人」のことです。
評価の基準にはいくつかの要素がありますが、例えば20代の若手社会人であれば、大きく2つあります。
1つ目は、「上司から期待されているレベル以上のことができる」、2つ目は「上司から言われたことだけでなく、当事者意識を持って主体的に行動できる」です。
当然、この評価基準というのは年代やポジションによっても変わってきます。
例えば、チームリーダーであればメンバーをまとめる力や育成力、管理職であればマネジメントスキルや様々な関係者との折衝力などが求められるようになります。
年代やポジションが上がるにつれて、実用スキルの比重が下がり、人間力に関連するスキルが問われるようになることも1つの特徴です。
1. 自己啓発本をひたすら読む
当時の私の仕事は、経理や総務の業務だけではなく、上司のタバコの灰皿を片付けたり、社員たちのゴミ箱を回収したりと、雑務が中心でした。上司の昼食や夕食の買い出しに行くことも頻繁でした。
そんな中、「仕事がデキる人材になれ!」と言われ、本屋に足を運びました。
そして、ビジネス書や自己啓発本を手に取り、電車の行き帰りに読み漁りました。
自己啓発本を10冊以上読む中で、最も大事なのは「人間関係のスキル」だと気づきました。
人との付き合い方、コミュニケーションの取り方が、仕事を円滑に進めるための鍵であることを学びました。
2. 上司の命令の根回しを徹底する
上司の命令には一定のパターンがあることに気付き、メモを取りながらそのパターンを研究し始めました。
上司が次に何を求めてくるのか、どんな状況で怒鳴るのかを予測し、事前に準備をしておくことで、命令に迅速に対応できるようになりました。
上司の性格や癖を理解し、先回りして行動することで、次第に「こいつは仕事がデキる」と周囲にも自慢されるようになりました。
上司からの信頼を得るためには、ただ命令を受けるだけでなく、その裏にある期待や要求を把握し、予め準備しておくことが大切です。
3. 上司からの電話には3秒以内で対応
上司は特に電話対応に厳しく、電話は3秒以内に取るよう指示されていました。
私はこの指示を忠実に守るため、電話が鳴るとすぐに反応できるように、常に電話機に意識を集中させました。
ナンバーディスプレイで上司の番号が表示されるや否や、何よりも優先して電話に出ることを心がけました。
その結果、上司だけでなく周りの社員たちにも丁寧に対応できるようになり、信頼を得ることができました。
上司への即時対応と周囲への丁寧な対応が、結果として仕事がデキる人材としての評価につながりました。
まとめ
▼関連記事▼
金融会社の正社員で半年間くらいパワハラされて逃亡退職した
上司に「仕事がデキる人間になれ!」と言われた時、私が取り組んだのは以下の3つです。
自己啓発本を読んで「人間関係のスキル」を学び、実践した。
上司の命令に先回りし、準備をして迅速に対応することで信頼を得た。
電話対応を徹底し、上司や周囲の社員からの信頼を高めた。
会社は組織であり、人間関係を円滑にすることが成功へのカギです。
仕事がデキる人材として評価されるためには、このスキルが非常に重要だと実感しました。