うつ病とアスペルガー症候群に悩む日常:自分を取り戻すために
最近、SNSで共感を呼ぶ投稿を目にしました。その内容は「うつ病やアスペルガー症候群で過ごす日常の変化」についてでしたが、私自身もその一部を強く感じています。
目次
健常者だった頃、身だしなみはきちんとしていた
うつ状態の時の私
・身だしなみがだらしなくなる
・お風呂に入るのが苦痛
・歯磨きも面倒臭い
・人と話すのが無理で美容院に行けず、髪はプリンで伸ばしっぱなし
・服はずっとジャージで着替えない
・顔を洗えない時もあり、手入れもちゃんと出来ず肌荒れ
・化粧もしなくなる
・家から出れない— みー@双極性障害を知ってもらいたい(現在は寛解しています) (@mibloomh) September 13, 2024
健常だった頃の私は、いつも身だしなみを整えることを大切にしていました。
ヒゲを剃り、顔には化粧水をつけて、香水でさっぱりした気持ちにしていました。
毎日お風呂に入り、清潔を保つことは当たり前。
髪はシャンプーとリンスで整え、服や下着も毎日着替えていました。
これが普通の生活だと思っていました。
歯磨きも朝晩きちんと行い、口元も清潔に保っていたのです。
うつ病、アスペルガー症候群と診断されてからの変化
しかし、うつ病とアスペルガー症候群と診断されてから、生活は一変しました。
抗うつ薬や睡眠薬を処方され、労務不能と診断されると、少しずつ日常の手入れができなくなってきました。
ヒゲは剃らなくなり、髪の毛もボサボサ。お風呂に入るのさえ億劫になってしまいました。
髪はフケだらけで、身体を洗うこともやめてしまう。
シャワーを浴びても、身体を流すだけ。シャンプーはしてもリンスは使わず、ヒゲを剃るのはシャワーを浴びるときだけです。
シャワーを浴びない日は、ヒゲすら剃らなくなりました。
下着も同じまま、体臭も気にならない日々
服も下着も同じものを着続けるようになり、一週間も経つと尿の臭いが漂いはじめ、やっと着替えるという具合です。
歯磨きも時々する程度。
歯医者からは毎日歯を磨くようにと言われているものの、やる気が出ず、身の回りのことすら億劫に感じる毎日です。
今では、見た目もまるで浮浪者のよう。無表情で笑顔を忘れ、日々を過ごしています。
笑うこともなく、無表情で過ごす毎日が続いています。
自分を責める気持ちが強くなり、ストレスは溜まる一方
心も身体も常に重圧にさらされている感覚です。
肩や首は常に凝り固まっており、鍼灸院の先生には「まるで石のように固い」と言われました。
布団に潜り込み、眠っている時間だけが唯一の救いです。
意識がある状態でいるのが辛く、社会に戻れるかどうか、そして自分の存在価値すらも疑ってしまいます。
休んでいる自分は何も役に立っていない、と自分を責める日々です。
心が休まる場所が欲しい
自分に厳しすぎる性格が、さらにストレスを増加させていると感じています。
今では、話し相手は母親か心療内科の主治医だけ。過去に築いた友人関係も全て失い、世の中に自分の居場所がないと感じています。
心が休まる場所はどこにもなく、布団の中で眠っている時間だけが心の安らぎです。
まとめ
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もう一度、人生を取り戻すために
うつ病とアスペルガー症候群に直面すると、日常のすべてが変わってしまいます。
身だしなみを整えることが億劫になり、周囲との関わりも少なくなり、孤独感が増していきます。
自分を責める気持ちや不安は募る一方ですが、それでも少しずつ前に進むために、自分の心を休める場所を見つけることが大切だと感じています。
自分自身を大切にすること、そして周囲との繋がりを取り戻すことが、少しでも前向きな一歩になるかもしれません。
今はまだその場所が見つからないけれど、いつか自分を取り戻すために歩み続けたいです。