うつ病

うつ病とアスペルガー症候群に悩む日常:自分を取り戻すために

最近、SNSで共感を呼ぶ投稿を目にしました。その内容は「うつ病やアスペルガー症候群で過ごす日常の変化」についてでしたが、私自身もその一部を強く感じています。

今回は、私の経験をもとに、うつ病とアスペルガー症候群と共に生きる生活の実態についてお話ししたいと思います。

健常者だった頃、身だしなみはきちんとしていた

 

健常だった頃の私は、いつも身だしなみを整えることを大切にしていました。

 

ヒゲを剃り、顔には化粧水をつけて、香水でさっぱりした気持ちにしていました。

 

毎日お風呂に入り、清潔を保つことは当たり前。

 

髪はシャンプーとリンスで整え、服や下着も毎日着替えていました。

 

これが普通の生活だと思っていました。

 

歯磨きも朝晩きちんと行い、口元も清潔に保っていたのです。

うつ病、アスペルガー症候群と診断されてからの変化

しかし、うつ病とアスペルガー症候群と診断されてから、生活は一変しました。

 

抗うつ薬や睡眠薬を処方され、労務不能と診断されると、少しずつ日常の手入れができなくなってきました。

 

ヒゲは剃らなくなり、髪の毛もボサボサ。お風呂に入るのさえ億劫になってしまいました。

 

髪はフケだらけで、身体を洗うこともやめてしまう。

 

シャワーを浴びても、身体を流すだけ。シャンプーはしてもリンスは使わず、ヒゲを剃るのはシャワーを浴びるときだけです。

 

シャワーを浴びない日は、ヒゲすら剃らなくなりました。

下着も同じまま、体臭も気にならない日々

服も下着も同じものを着続けるようになり、一週間も経つと尿の臭いが漂いはじめ、やっと着替えるという具合です。

 

歯磨きも時々する程度。

 

歯医者からは毎日歯を磨くようにと言われているものの、やる気が出ず、身の回りのことすら億劫に感じる毎日です。

 

今では、見た目もまるで浮浪者のよう。無表情で笑顔を忘れ、日々を過ごしています。

 

笑うこともなく、無表情で過ごす毎日が続いています。

自分を責める気持ちが強くなり、ストレスは溜まる一方

心も身体も常に重圧にさらされている感覚です。

 

肩や首は常に凝り固まっており、鍼灸院の先生には「まるで石のように固い」と言われました。

 

布団に潜り込み、眠っている時間だけが唯一の救いです。

 

意識がある状態でいるのが辛く、社会に戻れるかどうか、そして自分の存在価値すらも疑ってしまいます。

 

休んでいる自分は何も役に立っていない、と自分を責める日々です。

心が休まる場所が欲しい

自分に厳しすぎる性格が、さらにストレスを増加させていると感じています。

 

今では、話し相手は母親か心療内科の主治医だけ。過去に築いた友人関係も全て失い、世の中に自分の居場所がないと感じています。

 

心が休まる場所はどこにもなく、布団の中で眠っている時間だけが心の安らぎです。

まとめ

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もう一度、人生を取り戻すために

 

うつ病とアスペルガー症候群に直面すると、日常のすべてが変わってしまいます。

 

身だしなみを整えることが億劫になり、周囲との関わりも少なくなり、孤独感が増していきます。

 

自分を責める気持ちや不安は募る一方ですが、それでも少しずつ前に進むために、自分の心を休める場所を見つけることが大切だと感じています。

 

自分自身を大切にすること、そして周囲との繋がりを取り戻すことが、少しでも前向きな一歩になるかもしれません。

 

今はまだその場所が見つからないけれど、いつか自分を取り戻すために歩み続けたいです。

この記事を書いた人

大福
大福

うつ病の無職が自己破産をした体験談やゲーム実況で20万円稼いだことのある出来事などをブログを通じて書いているブログ管理人です。うつ病に寄り添ってくれない過干渉、過保護、依存症の毒親である母親と二人暮らしです。

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