書評

『プレジデント』の「幸せな70代を迎えるための3つのポイント」を読んだ感想レビュー

2024年8月16日号の『プレジデント』で見かけた「幸せな70代を迎えるための3つのポイント」という記事に目が留まり、興味を持って読んでみました。

このテーマは、将来の自分にとっても重要だと感じたからです。

 

今回は、その感想を自分の体験を交えながら書いていきます。

両親の離婚をきっかけに、生きる意欲を失った幼少期

 

幸せな70代を迎えるための3つのポイント

 

①死にかける体験をする
死にかけてみると、人間の生存本能の強さを感じる。人間は簡単に死なないから、やりたいことをやろうという精神が重要だ。

 

②自然の中で暮らす
動物の感覚を取り戻し、自然と一体化して暮らそう。人間が皮膚の内側に感じる「自己」は存在しないと気付くと、悩みも減っていく。

 

③目の前のことは仕方ないと思う
気に食わない人も、辛いことも、目の前にあるものは仕方がないと思おう。ほかの誰かに押し付けると、社会全体の生産性が落ちてしまう。

 

引用元:どうせ死ぬのになぜ生きるのか(プレジデント2024年8/16号)[雑誌] PRESIDENT 編集部 (著)

 

この記事を読んで最初に思い浮かんだのは、両親の離婚です。

 

私は小学生低学年の頃に、父親の浮気が原因で両親が離婚しました。

 

父親はすぐに浮気相手と再婚しましたが、その出来事は私にとって非常に大きなショックでした。

 

「もう生きるのが辛い」と感じるようになったのは、この時からです。

 

その後、冬に山奥に行き、上半身裸になって寒さに耐えながら「死んでやる!」と決意しました。しかし、結局は死ねる気が全くしませんでした。

 

小学生の私にはまだ生命力が満ちていて、身体が驚くほど頑丈だったことを感じました。

正社員として働き始めると、どの会社でもパワハラを受け続けた

両親が離婚してから、休日にはテレビゲームをするか、山奥のけもの道を一人で散策することが私の心の支えになっていました。

 

心の休まる場所を探して、無意識のうちにさまよっていたのかもしれません。

 

社会に出てからは、どの会社に勤めてもパワハラを受けるという苦しい状況が続きました。

 

心の中に、子ども時代の孤独やストレスが残り続けていたようです。

パワハラから心療内科へ。うつ病と診断される

長年のパワハラが続き、最終的に心療内科に通院するようになりました。

 

そして、うつ病と診断され、抗うつ剤や睡眠薬を処方される日々が始まりましたが、なかなか改善する兆しが見えません。

 

さらに、慢性的な首や肩のこりにも悩まされています。

 

鍼灸院の先生からは「畑仕事をしたら、うつ病も少しは良くなるかもしれない」とアドバイスを受けました。

自然の中で過ごす生活に憧れるようになった

先生の「畑仕事」という言葉をきっかけに、私はふと思いました。

 

もし自然の中で過ごせたら、心がどれほど癒されるのだろうかと。

 

日常の喧騒を離れ、山や自然の中で暮らすことが、私にとって一番の治療になるのかもしれないと感じています。

 

今の私に必要なのは、薬や通院ではなく、もっと自然に触れることなのかもしれません。

まとめ

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『プレジデント』の「幸せな70代を迎えるための3つのポイント」を読んで、自分自身の人生を振り返る機会を得ました。

 

過去の両親の離婚から始まり、パワハラ、そしてうつ病へと続く道を歩んできた私は、今こそ自然の中で心を癒し、新しいスタートを切る必要があると感じています。

 

今後は、自然の中で過ごす時間を大切にし、心と身体のバランスを取り戻したいと思います。

この記事を書いた人

大福
大福

うつ病の無職が自己破産をした体験談やゲーム実況で20万円稼いだことのある出来事などをブログを通じて書いているブログ管理人です。うつ病に寄り添ってくれない過干渉、過保護、依存症の毒親である母親と二人暮らしです。

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