生活保護決定したあとの生活環境の体験談
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正社員で営業マンをしていましが、先輩社員の嫌がらせ、パワハラを受け続けて、仕事をやる気がなくなりました。
目次
うつ病、アスペルガー症候群と診断された
産業医にパワハラを受けていることや住宅ローン、カードローンの返済で苦労していることなどを打ち明けました。
すると、心療内科を受診するように言われました。
心療内科で診察して、心理士の検査を受けて、診断は、うつ病、アスペルガー症候群でした。診断書を総務部に送付して、上司に主治医から言われたことを伝えました。
休職となりました。
総務部から傷病手当金のアナウンスがありました。
傷病手当金の支給終了後は、収入がなくなり生活苦になってしまう
傷病手当金で住宅ローン、カードローンの借金を返済しながら、生活しました。
しかし、数ヶ月、休職しましたが、仕事のやる気は戻りませんでした。
休職を得て退職となりました。
退職後も傷病手当金の支給がありましたが、一年半で支給終了となりました。
知り合いに相談すると弁護士に相談するように言われました。
法テラスの弁護士に相談すると、親戚に借金返済の相談をすること、市役所に行って生活保護の相談をすることをアドバイスされました。
親戚の叔母さんに借金返済の相談をしましたが、断られました。
生活保護の窓口に、今までの経緯を相談した
生活保護の窓口に、借金苦、生活苦の相談をすると、持ち家から出て世帯分離して、本人だけ賃貸になれば生活保護の申請ができることを教えられました。
親戚の叔母さんに生活保護で相談した内容を伝えたら、不動産屋さんに連れていかれました。
不動産屋さんに生活保護前提で賃貸に住みたいことを言ったら、生活保護に理解のある大家さんの賃貸を紹介してくれました。
生活保護が決定した
そして、内覧なしで、親戚の叔母さんが即決で賃貸を決めました。
初期費用は叔母さんが支払ってくれました。
連帯保証人は叔母さんが書いてくれました。
こうして、母親を持ち家に置いてすぐに出て行くことになりました。
生活保護の窓口に相談すると、通帳の全てやカードなどを持ってくるように言われました。
生活保護の手続きをして約2週間後に生活保護が決定しました。
生活保護のお金をいただきながら、一人暮らしを始めました。
生活保護を受けるための要件及び生活保護の内容
保護の要件等
生活保護は世帯単位で行い、世帯員全員が、その利用し得る資産、能力その他あらゆるものを、その最低限度の生活の維持のために活用することが前提でありまた、扶養義務者の扶養は、生活保護法による保護に優先します。
資産の活用とは
預貯金、生活に利用されていない土地・家屋等があれば売却等し生活費に充ててください。
能力の活用とは
働くことが可能な方は、その能力に応じて働いてください。スポンサーリンク
あらゆるものの活用とは
年金や手当など他の制度で給付を受けることができる場合は、まずそれらを活用してください。
扶養義務者の扶養とは
親族等から援助を受けることができる場合は、援助を受けてください。
そのうえで、世帯の収入と厚生労働大臣の定める基準で計算される最低生活費を比較して、収入が最低生活費に満たない場合に、保護が適用されます。
引用元：福祉・介護生活保護制度
自己破産となる
税金の支払い、医療費の支払いがなくなりました。
ケースワーカーは、アポなしで、1ヶ月に1、2回ほどの訪問がありました。
普通に生活できているかどうかチェックされていました。
そして、ケースワーカーから債務整理をするように言われました。
わたしは再び法テラスの弁護士に債務整理の相談に行きました。
生活保護が決定して持ち家に母親を残してきたこと、世帯分離して、一人で生活していることなどを話しました。
すると、自己破産の手続きをしましょうと言うことになりました。
自己破産とは何ですか。
自己破産とは、債務の支払が不能な場合に、一定の財産を債権者に平等に分配した上で、債務を支払わなくてよい状態にする（免責）裁判所における手続です。
引用元：自己破産
外出するときは、ケースワーカーに電話で報告しないといけなかった
家計簿を数ヶ月つけてくださいと言われました。
また、生活保護の手続きの時のように通帳、カード、持ち家の契約書などを、次、来る時に持ってきてほしいと言われました。
弁護士事務所に行くたびにケースワーカーに電話で報告していました。
また、心療内科へ行くときもケースワーカーに電話で報告していました。
生活保護になった感想
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ケースワーカーから言われたことには素直に従うような感じで生きていました。
生活保護になると、市役所、国に、監視、管理されているような感覚でした。
生活保護は、お金の心配とは引き換えに、肩身の狭い思いをしないといけないと感じました。
