堀江貴文の「ハッタリの流儀」を読んだ感想:労働はオワコン?
堀江貴文さんの書籍『ハッタリの流儀』を読んで、「労働はオワコン」という非常に強烈なフレーズが目に飛び込んできました。
この記事では、この「労働はオワコン」という考え方に対する私の感想と、これからの働き方について共有したいと思います。
目次
労働は本当にオワコンなのか?
労働はオワコン
そうやってこの先、人間にとって「面倒くさい」仕事をAIやロボットが引き受けてくれるとなれば、当然、「面倒きあさくなくて楽しい」仕事は増えていくはずだ。
それと同時に、お金がなくても暮らしていける社会制度と食料供給の体制も整いつつある。退屈な仕事はロボットのほうが正確に二十四時間三百六十五日休むことなくやることができる。
私自身、事務職や営業職として働いてきましたが、堀江さんの言う「労働はオワコン」という言葉には衝撃を受けました。
実際に、現在のビジネスの世界では、営業マンが不要なほどインターネットを使った集客が主流になっています。
さらには、事務職や経理、総務といった職業も、AIやロボットに代替される未来が見えつつあります。
近い将来、私たちの従来の仕事がAIやロボットに取って代わられることは避けられないと感じました。
AIやロボットの進化で労働がどう変わるか?
私がオペレーターの派遣社員をしていた時、大手のショッピングサイトでは、すでにAIが電話対応を行っていました。
これからも、人間が行っていた単純作業やデータ処理は、ますます自動化が進むでしょう。
このような技術の進化を見ると、ますます堀江さんが言う「労働はオワコン」という言葉が現実味を帯びてきます。
しかし、堀江さんは単に「労働は終わりだ」と言っているわけではありません。
彼が示しているのは、これからの時代に生き残るための「新しい働き方」の提案です。
趣味もお金に変わる時代が到来
堀江さんが強調しているのは、これからは趣味や特技を仕事に変える時代だということです。
ビジネスだけでなく、趣味やライフスタイルをインターネットを通じて発信することで、そこから収益を得ることができる時代が来ています。
趣味が仕事になり、収益を得る手段が広がった現代は、かつての「労働」の概念を大きく変えつつあるのです。
狩人のYouTubeチャンネルが示す新しい稼ぎ方
捕獲したヒヨドリを焚火で焼鳥にしてビールモドキをキメるだけの動画 pic.twitter.com/VAn66k3ekt
— リロ氏/LiloSHI (@ly_rone) November 25, 2022
例えば、私がよく見るYouTubeの狩人のチャンネルでは、山で狩りをして、その様子を動画として投稿しています。
彼らは、狩りで獲った魚や鹿、鳥を料理して食べるという日常を発信しています。
このように、昔ながらの職業や趣味であっても、インターネットを通じて広く情報発信し、お金を稼ぐことが可能になっているのです。
狩りという伝統的な行為も、YouTubeという現代のプラットフォームで大きな収益を上げる手段へと変わっています。
AIやロボットができないことを見つける時代
堀江さんの書籍を読んで気付かされるのは、AIやロボットにはできない仕事や趣味を見つけ、それを情報発信していくことがこれからの時代に重要だということです。
会社での仕事だけが全てではなく、自分の特技や興味を活かしてインターネットで発信し、世界とつながることで収入を得るチャンスが広がっています。
新しい時代の働き方は、自分自身の「好き」や「得意」を見つけ、そこから価値を生み出すことが求められているのです。
まとめ
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堀江貴文さんの『ハッタリの流儀』を通じて感じたのは、これまでの「労働」は確かに変わりつつあり、新しい時代の働き方が必要だということです。
AIやロボットにできないことに挑戦し、自分の趣味や特技を情報発信することで、これまでにはなかった収入の道が開かれています。
労働がオワコンと言われる今、私たちは「次の一手」を見つけ、未来に向けて新しい働き方を模索する時代に来ているのです。