保護猫がうつ病に効く理由とは?船ヶ山哲さんのプレジデント記事を読んで感じたこと
2024年7月19日号の『プレジデント』に掲載された船ヶ山哲さんの記事「なぜ保護猫が、うつ病に苦しむ人を救うのか」を読み、非常に共感しました。
この記事を読んだ感想や、自分自身が抱えていた「猫を飼いたい」という願望について、ここで共有していきます。
うつ病と診断されてから猫を飼いたいと感じていた私
仕事にも人生にも好循環をもたらす
動物に対して愛情を持ち、守れば守るほど、自分が守られている感覚が得られます。癒そうとすれば癒され、優しくすれば優しくされているように感じる。動物への愛情は、すべて自分に返ってきます。
単なる精神論と思うかもしれません。しかし、ペットの世話をすることで自分も幸せになれることは、脳科学でも明らかにされています。
この記事を読んで、私もかつて、猫を飼いたいと何度も考えたことを思い出しました。
特に、うつ病を患ってからは、その思いが一層強くなりました。
私は犬よりも猫が好きです。理由は、猫の無邪気さや、ふわふわの毛に触れると心が落ち着くからです。
一人暮らしをしていた時期に、「もし猫がそばにいてくれたら、どんなに癒されるだろう」と何度も想像したことがあります。
しかし、猫を飼うにはお金も時間も必要
猫を飼うことは、思った以上にコストがかかると知りました。
食費やトイレの砂、爪とぎ用の板、さらには医療費まで、さまざまな出費が発生します。
また、猫が家具や家電を傷つけてしまうリスクもあります。
私は猫を飼った経験がないため、こうしたデメリットが大きく感じられました。
実際、小学生の頃に金魚や昆虫を一時的に飼ったことがある程度で、本格的にペットを飼ったことは一度もありません。
結局、デメリットを感じて猫を飼うのを諦めた
猫を飼うことには、たしかに癒しという大きなメリットがあります。
しかし、私の場合、経済的な負担やお世話の手間、物を壊されるリスクなど、デメリットが重くのしかかりました。
うつ病だからこそ、猫に癒されて楽になりたいと思ったことは何度もあります。
しかし、現実的には猫を飼うための覚悟や負担が大きすぎると感じ、結局飼うことを諦めました。
猫を飼うには一生の責任が伴う
猫を飼うことは、ただの癒しを求める以上に、彼らの一生を背負う覚悟が必要です。
出会いがあれば、いつか別れも来ます。
うつ病で猫を飼うことのメリットを理解しているものの、私はその別れを想像するだけで心が締め付けられます。
猫を飼うことには、その命を最後まで見届ける覚悟が必要です。それが私にとって大きなハードルでした。
まとめ
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この記事を通して、猫や他の動物たちがどれだけ人間に癒しをもたらすかを再確認しました。
しかし、ペットを飼うということは癒し以上に大きな責任を伴うことも事実です。
うつ病であっても、ペットを迎え入れる際には、その命に対する責任を持ち続ける覚悟が求められるのだと改めて感じました。