毒親の母親と離婚後の父親との思い出を振り返って

私の両親は私が小学生の頃に離婚しました。それ以来、母親と二人で生活してきましたが、父親と過ごした思い出は、今でも私の心に深く残っています。

母親の過干渉や毒親としての行動が、私の人生にどれだけ影響を与えたのかを振り返りながら、離婚後の父親との限られた時間の思い出を記します。

 

この記事を通して、同じような経験を持つ方々に共感や気づきを提供できればと思います。

両親の離婚後、月に一度だけ父親に会える日が待ち遠しかった

両親が離婚した理由は、父親の浮気でした。離婚後、父親は浮気相手と再婚し、新しい生活を始めました。

 

その事実を知った時、私は子どもながらに大きなショックを受けました。

 

しかし、父親との交流は完全に途絶えたわけではなく、母親から許される限り、月に一度だけ父親と会うことができました。

 

その一ヶ月に一回の時間が、私にとってかけがえのないひとときでした。

父親と会える6時間は、いつも楽しい時間だった

父親と会う日は、朝9時頃に始まりました。

 

父親は私に5000円のお小遣いをくれ、私たちは一緒にデパートのおもちゃコーナーに行ったり、景色を楽しむために山へドライブに行ったりしました。

 

昼食には父親が買ってくれたトンカツ弁当を、一緒に車の中で食べるのが恒例でした。

 

父親と過ごすその6時間は、まるで夢のような時間で、私はいつも楽しみにしていました。

 

しかし、時間が過ぎると15時には母親の元に帰らなければならず、その別れ際はいつも切ないものでした。

父親との時間が唯一の「幸せ」だった

父親と一緒に過ごす時間は私にとって特別なものであり、それが私にとって「幸せ」と感じられる瞬間でした。

 

父親といると、家族の温かさや、安心感を感じることができました。

 

父親が出て行く前までは、家族としての一体感や楽しさを感じていたのです。

 

しかし、父親がいなくなってからは、家の中の雰囲気は一変しました。

 

離婚後の家庭は暗く、父親といた頃の幸せな日々がどれだけ大切だったかを痛感しました。

母親は過干渉・過保護・依存症の三拍子揃った毒親だった

依存症の特徴と症状

 

依存症の特徴として以下のようなものがあります。

 

やめたくてもやめられない（コントロールできない）
「今日だけは止めよう」とか、「これで最後にしよう」などと心に誓ったり、周囲に約束したりしても、ついやってしまう。

「ほどほどにしよう」と思っても、適当なところで切り上げることができない。

 

慢性・進行性
放置すればどんどん進行し、やめることで進行は停止するが、長くやめていてもかつてのコントロールを取り戻せない。

 

とらわれ・のめり込み
自分の中の大切なものの順位が変化し、家族・仕事・将来設計等、生活の全てに優先してのめり込んでしまう。

 

問題を否認する
借金・家庭内の問題などの現実を見ない、事態の過小評価、事実を認めず攻撃的になる等。

 

家族を巻き込んでしまう家族が悩み、依存症者に注意する一方、借金の肩代わりを行う等の目の前の問題解決に奔走し、身体面・心身面・金銭面で疲弊していく。

 

引用元：依存症 - こころの情報サイト

 

父親が家を出た後、私と母親の生活は決して楽しいものではありませんでした。

 

母親は私に過干渉し、過保護であり、さらに私に依存するようになりました。

 

彼女はいつも私に指図し、私の意思を尊重することなく、全てを自分の思う通りにコントロールしようとしました。

 

母親は私が父親と会うことを次第に嫌がるようになり、最終的には父親との面会すら禁じるようになりました。

これにより、私は父親とのつながりを断たれ、ますます孤独感を感じるようになりました。

まとめ

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両親の離婚後、私は父親と月に一度会うことを許されていましたが、その限られた時間が私にとっては「幸せ」と感じられる瞬間でした。

 

父親が与えてくれた安心感と温かさは、母親との生活では感じることができず、むしろ母親の過干渉や毒親的な行動によって、私は心の自由を失っていきました。

 

離婚がもたらす家族の影響は計り知れませんが、それでも私が父親と過ごした時間は、一生忘れられない宝物です。