共感で稼ぐ時代の到来!「堀江貴文のハッタリの流儀」感想レビュー
堀江貴文さんの「ハッタリの流儀」を読み、その中でも特に印象に残ったのは「カネより共感」というフレーズです。
この記事では、このフレーズが何を意味し、現代における価値観の変化について掘り下げてみたいと思います。
目次
インターネット時代に突入し、「共感」が新たな価値に
最初は共感が集まらなくても、まず、「これをやりたい」という旗を立てるのだ。
そして、あがいて、もがいて、頑張って、七転八倒する姿を日々発信し続けよう。
その姿がマンガの主人公のようにドラマティックで魅力的ならば、少しずつ、共感の輪が広がっていく。
ファンがいなければ、勝負の土俵に上がれない時代に、これから我々は放り出されるのだ。恥ずかしがらずに人生をさらそう。そしてお金より共感をためよう。
堀江さんが語る「カネより共感」という言葉。最初に読んだときは、その意味がピンときませんでした。
なぜなら、私の周りでは「命の次に大切なのはお金」と教えられてきたからです。
しかし、よく考えてみると、今のインターネット時代には「共感」が大きな力を持ち始めているのだと気づきました。
昔は、通勤電車で新聞を広げているビジネスマンが多く見られましたが、今ではほとんどの人がスマートフォンでニュースやSNSを見ています。
これだけ生活様式が変わる中で、「お金より共感を得ること」がビジネスの新しい成功の鍵となっているのです。
スマホを見つめる人々の中で、共感を得ることが新しい時代の生き方になっています。
インターネットが創出した新しい職業と「共感」の力
インターネットがなかった時代には考えられなかった新しい職業が、次々と生まれています。
YouTuberやインスタグラマー、TikToker、ゲーム実況者など、彼らの成功は共感によって支えられています。
かつて、仕事は会社勤めが主流でしたが、今では自分の好きなことや得意なことをSNSで発信し、共感を集めてお金を稼ぐことが可能になっています。
例えば、推し活という文化も、共感によってお金が動く一つの象徴です。
ファンは、自分が応援している人に投げ銭やグッズ購入を通じて支援を行い、それがビジネスとして成り立っています。
共感を集めた結果、投げ銭やグッズ販売など、共感が直接お金につながる時代が訪れています。
そもそも「推し活」とは?
「推し活」とは、自分のイチオシを決めて、応援する活動全般を指します。元々は、熱狂的なアイドルファンが自分の好きなアイドルを「推し」と呼んだことが、推し活の始まりです。
推しの対象は、大きく分けて以下の3つに分けられます。
● 二次元のキャラクター
● 三次元の人物
● 人物以外
二次元のアニメ・ゲーム・漫画のキャラクターをはじめ、アイドル・俳優・声優・スポーツ選手・歴史上の偉人などの三次元の人物、さらには鉄道や建造物、動物といった人物以外と、推し活の対象は幅広いです。
作品を楽しむ方法もさまざま。雰囲気や世界観を楽しむ推し活もあり、ゲームやアニメなどのBGMやテーマソングを交響楽団の生演奏で楽しむコンサートイベント等も開催されています。
若年層は共感を集めるのが得意、そしてそれをお金に変える
若い世代は、インターネットで共感を集め、その共感を収益に変える術を自然に身につけています。
SNSやYouTube、TikTokで自分の生活や挑戦をさらけ出すことで、多くのフォロワーを獲得し、そこから収益を得るというモデルは、彼らにとって当たり前のこととなっています。
彼らは、共感を集める力で成功し、従来の「お金を稼ぐ」という概念を変えつつあります。
中高年層も共感を集めてお金を稼ぐ時代へ
若年層が見せる成功例は、私たち中高年層にとっても参考になります。
彼らが実践している共感の集め方を学び、私たちも人生をさらけ出し、SNSや動画サイトを通じて共感を集めることで、共感が自然と収益につながる流れを作り出せるはずです。
中高年も、共感を集めてお金を稼ぐスキルを学び、ネットを活用して新しい時代に対応するべきです。
共感が新しい通貨!中高年もインターネットで人生をさらけ出そう
共感を集めるためには、まず自分の人生や経験を率直に発信することが重要です。
若者が行っていることを模倣しつつ、自分自身の経験や個性を武器に共感を得ることができれば、私たちも新しい形でお金を稼ぐことができるでしょう。
中高年こそ、インターネットを使い、自分の人生をさらけ出して共感を集め、次の一歩を踏み出しましょう。
まとめ
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「カネより共感」という言葉は、これからの時代に欠かせない価値観を表しています。
共感を得ることでビジネスが成り立つ時代はすでに始まっています。
私たち中高年も、この新しい流れに乗って、共感を通じて新たな収益源を見つけることができるはずです。
共感が新しい通貨としての役割を果たす今、インターネットを通じて共感を集め、人生を変える一歩を踏み出しましょう。